一か月ぶりのバングラ

昨日、バングラに帰ってきました。

空港から我が家まで、車の車窓から見えるダッカの景色はテロが起きる前と全く変わらず、活気に満ち溢れると同時にのどかで素朴そのものでした。

その景色をぼんやりと眺めながら、テロに関わってる人は、ほんとにほんとにチョンっとペンで一点をつついたぐらいの割合に過ぎないんだろうなって思いました。
パーセンテージでいうと、人口の0.00001ぐらい?もっと少ない??

テロ以降、私の中のバングラのイメージはガラリと変わりましたが、本当はバングラは以前とほとんど変わってなくて、変わったのは、バングラではなく私の方だったのかもしれないなーって思いました。

三年近くもバングラに住んでるんだから、「もっとバングラ人を信用しろよ!」って、今なら冷静に突っ込めるんですが、昨日バングラに戻ってくるまで、バングラ人みんなが「危険な人の可能性がある」と、内心正直ちょっと疑っていました。

本当は、ほとんどのバングラ人は明るくフレンドリーな人たちなのに。

そのことを知っていたつもりなのに、事件を機にその本当の姿はテロの影に潜めてしまっていました。

私はこの三年近く、バングラの何をみてきたんだろう、、って、一か月ぶりのバングラをみてちょっと自分が情けなく感じました。

当分はまだ外出禁止ですが、これからまたバングラ生活を楽しみたいと思います。

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