いつも見ている方のSNSで中島らもさんの言葉が紹介されていた。
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「その日の天使」
一人の人間の一日には、必ず一人、「その日の天使」がついている。
その天使は日によって様々な容姿を持って現れる。
心、技、体ともに絶好調のときは、これらの天使は人には見えないもののようだ。
逆に、絶望的な気分に落ちているときには、この天使が一日に一人だけ、さしつかわされていることによく気付く。
こんな事がないだろうか。
暗い気持ちになって、冗談でも”今自殺したら”などと考えてる時に、とんでもない友人から電話がかかってくる。
あるいは、ふと開いた画集かなにかの一葉によって救われるような事が。
それはその日の天使なのである。
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中島らもさんの本は学生時代に読んだことがあるが、当時は良さがよくわからなくて、一冊さらっと読んでそれ以降読んでいなかった。
当時よく分からなかったのは、私の人生経験が足りなかったせいだと思う。
言葉って、その人のそれまでの人生がぎゅっと詰まってるものなんだな...と中島らもさんの文章を読んで改めて感じた。
もっと中島らもさんの文章を読んでみたくなり、さっそくAmazonで注文した。
楽しみだ。
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