バングラではほとんどの家庭がお手伝いさんを雇われています。
(中流以上のバングラ人の家庭、外国人駐在員の方はたぶんほとんど雇われているように感じます。)
この国は人口が多い(人口密度世界一と言われています)ので、職にあぶれている方が多く、お手伝いさんを雇用することは必要なことでもあるようです。
我が家は、今年3年目に突入しようしていますが、その間、二カ月間だけお手伝いさんを雇っていました。(もう一年以上前ですが)
ほんとはずっと継続して雇う方が、お手伝いさんにとっても嬉しいことだったと思いますが、私が日本に帰っている間に、引き出しにいれていたお財布と中に入っているバングラのお金がなくなっていたこと(でも、これは正直誰がとったかはわかりません)、あと、一番の理由は、誰かが家にいると、気を遣ってしまい自分の家のはずが、まるで自分の家じゃないような、私の性格上、リラックスして過ごすことができなくなったので、申し訳ないけれど二カ月間で辞めて貰うことにしました。
私にとって家は、ソファーでときどき寝転んだり、だらしない部屋着でうろうろしたり、そういうのが出来るのが家であって、そういうことが気兼ねなく出来なくなると(私にとって)家じゃない、というか。
お手伝いさんが来られているとき、家の中で気軽に過ごせず、寝室に閉じこもるようになったり、、せっかくお手伝いさんに来て貰っても逆に疲れてしまって、完全に本末転倒でした。。。
バングラの家は日本より大きいので、自分で掃除をしたりするのは正直大変ですが、部屋が多少汚くても、気兼ねなく過ごせる今の方が私にとってはずっと性に合っているというか、体力的には大変でも気持ち的にはうんと楽ちんです。
お手伝いさんを長く雇われている方は、「慣れるよ(空気のようになるよ)」と、言われることが多いので、これは私の個人的な性格の問題なんだと思います。
私にとって、勝手気ままに過ごすことはたぶんすごくすごく大事なことなんだな、って、お手伝いさんを雇ったとき、再確認しました(笑)
でも、経験をしてやっと分かることってほんとにあるので、たった二カ月間ですが、お手伝いさんを雇ってよかったなってほんとに思います。
なので、今はクイックルワイパーとか掃除用具を日本から輸入し、週に2,3日ですが掃除をする日々です。
ほんとはきっと毎日掃除しないと、バングラは砂埃が部屋の中まですごく入ってきてすぐ床が汚くなるのですが、無理しない程度に自分のペースで適当にしています。
夫婦共々、すごい綺麗好きとか、潔癖症とかではなくてほんとによかったなって、つくづく思う日々です。
(お手伝いさんに辞めてもらっとき、そのことを何度かブログに書こうと挑戦しましたが、その度、なんかうまく文章がまとまらず、だいぶ月日が経った今になってしまいました。。)
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