バングラ生活で一番大変だったこと

今日、二度めのブログです。

バングラ生活で一番大変だったこと(今もバングラ生活は続いてはいますが)について、なぜか突然書きたくなったので書こうと思います。


バングラ生活で、私が一番大変だったことは、治安でも、食事問題でも、言葉でもなく、

時間の使い方でした。


この有り余るほどの時間。


結婚してすぐ旦那さんの駐在が決まり、結婚するまでずっと仕事をして忙しくしていた私は、この主婦生活、有り余る時間をどう使えばいいのか本当に戸惑い途方にくれました。


今考えると、去年ぐらいまで(つい最近までですが。笑)正直ずっとたぶん鬱だったように思います。


ただただ暗いトンネルの中をひとり行く当てもなく、途方にくれながら彷徨っていたような感じでした。(今思い出しても泣きたくなる)


ランチ会をしても満たされない心、行き場のない感情を持て余し、どう納めたらいいのか分からず、ときどき旦那さんに当たり、旦那さんを困らせるだけ困らせ、ひとり泣いていました。


あの日々は、日々生きるのが辛いほどで本当に暗かったです。。


時間が有り余ることがこんなにも苦しいことだったなんて。

きっと、経験されたことがない方は見当もつかないことだと思います。


30代にして、定年退職して鬱になる人の気持ちが本当に理解できました。


旦那さんは勉強が趣味の人なので、「俺なら勉強する」と言われていたのですが、それは最もな意見ではあるのですが、それは私には当てはまりませんでした。。


この心の暗闇を誰とも共有することが出来ず、日々自分に対して、「私ってなに?」「幸せって何だろう?」「豊かな人生って何?」など根本的なことを問いかける日々だったように思います。


でも、今だからこそ思うことは、あの暗闇の日々を経験していなかったら、こうして光を感じることが出来なかったんだなって思います。


最近のブログにも載せましたが、ビョークの言葉

「闇を受け入れることだけが、光を求める唯一の方法」

というのは、本当に真理だと思います。


時間は、誰もに平等に与えられたものですが、その時間をどう使うか、本当に永遠のテーマですね。


人付き合いが好きな方はどんどん友達を増やすことが人生をより有意義なものにさせると思いますし、私のように一人の時間が好きな方は一人で出来ることを探すことが、人生を豊かにさせるのだと思います。


私は自分というものを見誤り、人付き合いが好きでもないのに、焦って知り合いを増やそうとし、逆に疲れ本当に逆効果となりました。

この3年程は、もしかしたら自分というものを理解することに捧げた時間だったのかもしれません。

32年以上生きていても自分自身のことって理解しているようで理解していませんでした。。


人生に近道などありませんが、自分を理解することが、人生を豊かにさせる一番の近道のような気がします。


これからの日々がどういうものになるのか、もちろん見当もつきませんが、すべては私の血となり肉となる、と信じたいです。

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