保護活動をされているteko1010さんのお外猫のTNR(Trap/捕獲し,Neuter/不妊去勢手術を行い,Return/元の場所に戻す)についての投稿をみて、私も思うことを。
私たち夫婦は、野良だったにゃー子をバングラで保護して、家族として迎えたのですが、にゃー子の兄妹たち(?)は、保護することなく、悪い言い方をすると見捨てたような形で日本に帰ってきました。
バングラという地理場、どうしようもなかったと言ったらそうなのですが、でもずっと後悔していて、今でもその子たちのことをよく思い出しては、なんとも言えない苦しい気持ちになります。
関わった子たちみんな保護できたらいいのですが、でももちろん保護できる数には限度があり、きっとたいていの場合そうはいかなくて。
それは保護活動をされてる方にとって、辛いことの大きなひとつなんだろうなと思います。
にゃー子の兄弟だと思われる子は、後半声も出なくなって、ご飯も食べられないほど弱ってしまって、姿をいっさい見せてくれなくなりました。
お外より家の中で生きることが幸せかといったらそれは分からないですし、正解は私もよく分かりませんが、でも保護していたら、きちんとした治療が出来て今も元気だったかもしれないなと、今もよく考えます。
人間も猫も命あるものは皆、いつか必ず死を迎えますが、でも人知れず冷たい場所で死んでいくのではなく、あたたかい場所で誰かが最後を看取ることが出来るのが、究極のところ?保護のいちばん良いところなのかなと思っています。
死は悲しいけれど、
でも個人的にいちばん悲しい気持ちになるのは、人知れず冷たい場所でひとり亡くならせてしまうことだと感じています。
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