※このブログは去勢手術について事細かく書いているので、悲しく不快な気持ちになる方もいられるかもしれません。
公開することにしましたが、読みたい方だけご覧下さい。
昨夜、にゃー子先生去勢手術をしました。
※女の子っぽい名前にしてしまいましたが、オスだったのです。。
手術のとき、私はずっと隣部屋で待機していましたが、旦那さんはにゃー子がケージから怖がって出てこないということで手術部屋に呼ばれ、注射を打たれるまでの一部始終を側で見守ることになりました。
にゃー子は旦那さんを見ても一切ケージから出てこず、旦那さんに対して、初めて物凄い顔で、シャー!と威嚇したようです。
「たぶん一生にゃー子は俺のこと嫌いだと思う、、」と旦那さんは手術部屋から出てきたとき悲しそうな顔をして私に言いました。
結局、にゃー子はケージから出てこなかったので、最終手段としてケージを逆さまにして落とすような形で出されることになったようです。
そして、大人の男性スタッフ数名に取り押えられ、逃げないように網に入れられ、隣部屋にいる私にも聞こえるほどの、たぶんにゃー子の人生史上最大の悲鳴をあげながら注射を三本打たれることになりました。
私は耳を塞ぎたくなるような悲鳴を隣の部屋で聞きながら、ひとりじっと祈るような気持ちで待っていました。
手術は30分ぐらいで終わり、手術部屋から出てきたにゃー子は新聞紙の上でまるで死んでいるかのように寝ていました。
目は開いていましたが、麻酔で意識がなくピクリとも動きませんでした。
自分が連れてきた癖に、私は正直にゃー子を直視することが出来ませんでした。
ただ怖かったのです。
ピクリとも動かない姿に、最悪な想像さえ浮かびました。
不安そうな私たちとは打って変わって、先生は明るい顔でざっくばらんに「化膿クリームさえ塗っていれば通院はしなくていい」「少し切っただけだから包帯はいらない」「抜糸の必要はない」「何かあれば僕はここにいるから連れて来なさい」、そして何度か笑顔で「問題ない」というようなことを言われ、化膿クリームだけ貰って鎮痛剤も貰うことなく帰ってきました。
同じ病院で飼い猫の去勢手術をして貰ったことのある知り合いは「手術後4,5日通院し、抜糸と化膿止めの注射を打ってもらった」と話されていたので、あまりの対応の違いに私は内心すごく戸惑いました。
家に帰ってケージから出すと、傷口は包帯も縫合もされず目を背けたくなるような痛々しさで、いつもの陽だまりのようにあったかいにゃー子はそこにはいなく、体が凄く冷たくなっていて、依然としてピクリとも動きませんでした。(心臓は微かながらに動いてるのを確認)
そして、少し便を漏らしていました。
私たちはまずにゃー子をタオルで拭き、そして寝かせ、不安に駆られながらすぐネットで情報を調べました。
すると、
・猫のオスの場合、包帯は巻かないこと(代わりに傷口を舐めないようにエリザベスカラーをつけたりする)
・傷口の縫合をしない病院も多いこと(病院によって異なる)
・麻酔を打つと冷たくなること
などが分かり、少し安心することが出来ました。
※長くなったので一旦ここまで。
次回に続きを書きます。
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