※前回の続きです。
このブログは去勢手術について事細かく書いているので、悲しく不快な気持ちになる方もいられるかもしれません。
公開することにしましたが、読みたい方だけご覧下さい。
私たちはネットでの情報をみて少し安心し、にゃー子の様子を見にいくと、にゃー子は少し起き上がろうとしていました。
「ダメダメ、安静にしてないと、、」と止めに入っても、ふっらふらで意識朦朧としながらも、どうしても起き上がりたいみたいで自力でどうにか起き上がり、トイレがある方に頑張って行こうとしましたがトイレの少し前で力が尽き果てたように床にぐたっと崩れました。
それを見て、やっぱりまだ猫ベッドで寝てて貰おうとベッドを持って来ようとしたとき、私たちはベッドに便とおしっこを漏らしていることに気付きました。
「あー、、だからにゃー子はトイレに行きたがったのか。。」
にゃー子はまだ麻酔が切れてなく意識が朦朧としながらも、ほんとはトイレで用を足したかったのだと思います。。
砂の上でトイレをする(したい)、というのは猫の本能ですもんね。。
その後、私が着ているサロワカ(バングラの民族衣装)の裾の上までふらふらとやって来ては力尽きて倒れ込むように寝て、少しすると力を振り絞ってほふく前進するような感じで移動し始めました。
少し移動し、私から少し離れたぐらいの場所に行くと、そこでおしっこをしました。(トイレには辿り着けず)
こんなに弱っていても、私のサロワカの上でおしっこをしないように気を遣ってくれたのだと分かりました。
どれだけ泣かしてくれるの、、、
この後、2度吐くことになったのですが(麻酔をすると吐いたりするとネットでも書かれていました)、そのときもふらふらになりながらも自力で頑張ってトイレまで歩いて行き、ちゃんとそこで吐きました。
私はほんとにびっくりしました。
こんなに弱っていながらも、猫の本能というのはこんなにも自立心が強く行儀がよいのか、と。
痛がって鳴くこともなく、私よりよっぽど大人なのです。
今まで私の膝の上に乗ってきてくれたことなんてなかったのに、その日は私が膝を伸ばしながら座っていると自ら何度も私の太ももの上に乗ってきては顔を埋めて寝ました。
動物って弱っているときは人を寄せ付けなくなると聞いたことがありますが、痛い思いをさせてしまった私たちに対して、これまで以上に心を許し甘えてきてくれたことに、私はもうほんとに胸がいっぱいになりました。。
私の足の上で丸くなって眠るにゃー子はまだまだ小さく子供で、私はじんわりと伝わってくる温もりにただ安堵しました。
これから日本に連れて帰るに当たって、ICチップの埋め込み、2度のワクチン(すでに3本打っている)、そして血液検査など、、痛くて怖そうなことを沢山しないといけません。。
正直、ずっと野良猫の生活は過酷で可哀想、、というような印象がありましたが(野良猫たちにとってはほんとに失礼な話ですよね、、)、去勢手術を終えて思ったことは、野良猫の暮らしの方がこんな苦痛を味わうことなく、よっぽど気楽な暮らしだった可能性だってあるんだろうな、、ということです。
現にうちのマンションに住み着いている猫たちは猫友と遊んだり、日向ぼっこしてるときなどすごく穏やかな顔をしています。
「家族になれてハッピー!」と、にゃー子を迎え入れたときは考えていましたが、もしかしたら、にゃー子に対して悪いことをしてしまった可能性だって十分にあるのです。。
でも、家族として迎え入れた以上この気持ちを忘れずに、これからもっともっと幸せに暮らしていけるよう努力していくことが大切なんだろうなと、旦那さんと話し合いました。
にゃー子先生、ごめんね。。
改めてこれからもよろしくね、、😭
↓今日のにゃー子先生(元気になりました!感謝。)
↑あくび
↑なんだにゃ?と起き上がったときの顔
↑傷口を舐めている(ばい菌が入る可能性があるのでほんとは舐めてはいけないみたいだけど。。どうしても舐める。。)
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